INDEX / INST / B1F / B2F / B3F / B4F / B5F / B6F / B7F / B8F / B9F / B10F

PROVING GROUNDS

モンスターとの遭遇(エンカウント)

 モンスターには特定の場所で待ち構えている“ルームガード”または“ガーディアン”と戦闘に入る場合と、通常の通路で遭遇する場合とがあります。前者を「ブランド・エンカウント」、後者を「ワンダリング・エンカウント」と呼びます。

 ワンダリング・エンカウントはX(上下左右)ボタンおよびAボタンを押した時、またはキャンプを閉じた、階段やエレベーターで移動したなど、何らかの移動を伴なった時に、5%程度の確率で発生します。ただしトビラをAボタンで「キック」した場合は 10%程度の出現確率があります。これらのワンダリング・モンスター(彷徨える魔物)は、宝箱は持っていません。

 モンスターは、10%程度の確率で「友好的」である場合があります。これに戦闘を仕掛けた場合は性格が善のものが悪に、立ち去った場合は悪のものが善に、5%の確率で性格が変わります。ただし最終フロア(B10Fと、追加マップのAMIDA)では「友好的」なモンスターは出現しません。また特定のガーディアンは「友好的」であることはありません。

 特定の場所で「アラーム」を鳴らした場合は、次の一歩で 100% のワンダリング・エンカウントがあります。戦闘を行うか(友好的に分かれるのも可)、トビラをキックするとこの効果は消えます。

 ルームガードは、特定の部屋に配置されており、その部屋に侵入するとエンカウントが発生します。ただし出現率は 70~90% 程度で、無人であることもあります。ルームガードは宝箱を持っており、なんらかのアイテムが入っている事があります。アイテムは最高3個まで出現しますが、エンカウント時の先頭にいたモンスターによって、どのアイテム群が出現するか、その種類と確率が決められています。ただしパーティの全員が目いっぱい持ち物を持っている場合には、何も得られません。

 ガーディアンは特定のトビラの前に配置されており、その場所に行くとエンカウントが 100% 発生します。基本的にはルームガードと同様ですが、迷宮内で3か所のみ、決まった場所で、決まった敵と遭遇します。この3か所での戦闘中の「逃げる」コマンドは無効です。倒すとそれぞれ「何も落とさない」「決まったアイテムが入った宝箱を残す」「特定のアイテムを拾える」リアクションがあります。なおルームガード・ガーディアンはいちど倒すと、原則としてフロア・リセットされない限り再出現しません。

階段・シュートでのフロア移動

 階段およびシュートを通ると、パーティは必ず「北」に向きなおります。各階での移動後の座標も一致しません。エレベーターでの移動は、移動前の方向が維持され、フロア内の平面座標も維持されます。

テレポート

 特定の場所から場所へ強制移動するトラップは「ワープ」と呼びます。マッピングがしっかりしていれば実害はありません。同様に「キャンプ中に、座標を指定して MALOR (M7) を唱える」テレポートも、現在位置からの相対距離で行う、座標指定ミス以上の危険はありません。

 いっぽう「宝箱のテレポート・トラップの解除に失敗した」「戦闘中に MALOR (M7) を唱えた」(これは特に“マロール逃げ”と呼ぶ) 場合には、プレイヤーの意図しない場所にパーティーはテレポートさせられます。前者の場合は「現在のフロア、または1階上のフロア内のランダムな座標」後者は「B1F~B9F では現在のフロア、B10Fでは B1F 内のランダムな座標」に移動します。従って「B8F~B10F で宝箱テレポート」「B8F でマロール逃げ」した場合は、岩盤の中に飛び込んでしまうことがあります。

 「キャンプ中の座標指定マロール」で、移動先を B10F に指定した移動は、無効になります。また B10F では DUMAPIC (M1) での座標確認はできません。

 追加マップでの「マロール逃げ」は必ず入口階段下の座標 (E0-N0) に移動します。また追加マップ内での「キャンプ中の座標指定マロール」は無効です。従って追加マップでは「岩盤に飛び込んだあとに、リセット⇒再開⇒マロールで脱出」はできません

凡例

トビラ。上ボタン(X1)では通れないが、 A ボタンで「キック」すれば通れる。
隠されたトビラ。MILWA (P1) / LOMILWA (P3) を使用していれば確実に見えるが、そうでなければ方向キーを押すたびに 50% の確率で見えない。ただし見えなくてもキックはできる。
一方通行のトビラ。隠しトビラと組み合わせていることもおおい。
ダークゾーン。周囲の壁が見えなくなる。MILWA (P1) / LOMILWA (P3) の効果は打ち消される。
魔封じ。床には何の印もない。一度進入するとフロア・リセットするまで呪文を使えなくなる。ただし、WS版では魔法の掛かったアイテムの使用に制限はない。
通常は侵入できない領域。
昇階段。天井に四角が描かれる。各階の昇降階段の平面座標は一致しない。(一種のワープ装置である)
降階段。床に四角が描かれる。一方通行のものもある。
エレベーター。天井と床に四角が描かれ、移動ボタンが示される。「試練場」では2系統が存在し、それぞれマップ内での平面位置は、階段と違って統一されている。
落とし穴。床に四角が描かれる。パーティー全員がダメージを受ける。ダメージの大きさは場所によって異なる。
シュート。床に四角が描かれる。別の階に落とされる。一方通行。
回転床。床に四角が描かれる。90度単位でランダムに進行方向を変えられる。WS版の画面エフェクトは、常に時計回り。
プラカード・メッセージ。または何らかのイベント。床に四角が描かれる。
ルームガードのブランド・エンカウント設定。
特別な敵のいるエンカウント・イベント。(ボス戦)
ワープ始点。一方通行。床には何の印もない。
ワープ終点。
何もないが、注釈を要したところ。
岩盤。ここに侵入するとパーティー全員が“喪失(ロスト)”となる。
未調査。ただし例外なく“岩盤”。

INDEX / INST / B1F / B2F / B3F / B4F / B5F / B6F / B7F / B8F / B9F / B10F